白髪には白髪染めよりもブリーチ?白髪をおしゃれに楽しもう!
年齢を重ねると、さまざまな美容や健康の悩みが増えてきて大変……と感じることも増えてきますよね。その中でも、白髪が増えてきたのが悩み……という人も多いのではないでしょうか。
白髪が何歳くらいから生えてくるかは本当に個人差があります。もともとの体質で若い10代、20代から白髪に悩んでいる人も多くいます。
生えてきてしまった白髪をなくすためには、やはり白髪染めをこまめにするという人が多いかと思います。しかし、白髪染めだと選べる色味や明るさが限定されてしまったりカラーを楽しみにくくなってしまいます。
実はある程度、白髪の割合が増えてきた場合は逆にブリーチを使っておしゃれなデザインカラーや透明感のある色を楽しむことができるんです。
今回は、白髪をブリーチすることでおしゃれに楽しむ方法をご紹介します。
白髪をブリーチするとどうなるの?
そもそもブリーチとは、髪の毛にあるメラニン色素を脱色する薬剤です。そのため、すでにメラニン色素の無くなっている白髪をブリーチしても白髪自体には大きな色の変化はありません。(黄味の残ってる白髪の場合は、より真っ白のキレイな色になるということはあります。)
しかし、黒髪と白髪が混ざっている状態の髪の毛をブリーチすると、黒髪が明るい茶色〜金髪になるため、白髪が目立ちにくくなるという効果があります。
とくに、白髪の割合が80%以上の場合は、新しく生えてきた根元の白髪とブリーチしてある毛先の部分の境目がわかりにくくなるため、こまめに染めなくても根元の白髪が目立ちにくくなります。
普通の白髪染めだと、1ヶ月に1回は染めないと白髪が目立って気になってしまうような人でも、ブリーチで全体を明るくして白髪を目立ちにくくすることでカラーの頻度を抑えられるというメリットがあります。
白髪の割合によって変わるブリーチデザイン
白髪のある髪をブリーチすると白髪が目立ちにくくなりますが、白髪の割合によっても根元の新しく生えてきた部分の目立ち方は変わってきます。
白髪の割合が10%くらいの、まだまだ少なめの人の場合だと全体をブリーチしてしまうと逆に根元の生えてきた黒髪部分が目立ってしまって、こまめに染めたくなってしまう場合もあります。
しかし白髪の割合によって、ブリーチの仕方を変えればただ白髪染めをするよりも、おしゃれに白髪を目立たなくすることもできます。白髪の割合別におすすめのデザインをいくつかご紹介します。
1.白髪の割合少なめ……10〜30%ほど
細く筋状にブリーチをする「ハイライト」がオススメです。全体的に、細く筋状にブリーチをすることで明るい髪色の印象にしつつ白髪をぼかします。
ハイライト部分以外の色は、白髪が少なめの人はあまり明るくしすぎず、多めの人は少し明るめにすると根元の新しい髪の毛が生えてきたときも目立ちにくくオススメです。
ハイライト部分は色味もキレイに表現できるので、アッシュ系やベージュなどの寒色系のカラーも発色しやすく透明感のあるカラーを楽しめます。
2.白髪の割合が増えてきた……30〜80%ほど
根元付近はハイライト状の細いブリーチから毛先に向かってグラデーション状にブリーチする「バレイヤージュ」「エアータッチ」がオススメです。
ハイライトよりも毛先にかけてのブリーチの割合が増えるので白髪が多くなってきた人でも毛先の方の白髪まで目立ちにくくオススメです。ブリーチ以外のベースカラーもグラデーション状にすることで、新しく生えてきた髪の毛との境目もより目立ちにくくなり、カラーの頻度も抑えられるのでオススメです。
また、どちらもデザイン性の高いおしゃれなスタイルでもあります。
3.白髪の割合多め……80〜90%ほど
全体的にブリーチする「フルブリーチ」がオススメです。白髪率が高くなってきたらフルブリーチすると、全体がほぼ白になるのでどんな色味でもキレイに発色してくれるようになります。
外国人のような柔らかいベージュカラーや、思い切って派手なビビットなカラー、淡いパステルカラーなども可能です。もちろん、白っぽいキレイなブロンドヘアも可能になります。
黒髪の人がフルブリーチすると根元から新しい髪の毛が生えてきたときに境目が目立ちますが、白髪の割合が高ければフルブリーチしても新しい髪の毛との境目も目立ちにくいです。
ブリーチをするデメリットはある?
ブリーチを使ったカラーは、白髪を目立ちにくくしつつ、デザイン性のあるカラーを楽しむことができますがデメリットもあります。
一番のデメリットはダメージの大きさです。ブリーチは通常のカラーよりも色素を抜く力が強い薬剤です。そのため、1回のブリーチでも大きなダメージが出る場合があります。具体的にはパサついたり、ごわついたり、切れ毛や枝毛になりやすくなってしまいます。
最近では、ダメージの少ないケアブリーチなども増えてきたため、できるだけ低ダメージでブリーチをしてもらえるよう担当の美容師さんに相談するのがオススメです。
また、ブリーチをした髪の毛は一般的には縮毛矯正やパーマの施術が難しくなります。対応してくれる美容師さんもいますが、さらなるダメージは避けられないので注意が必要です。
継続的に縮毛矯正やパーマをしたいという人は、将来的なことも考えてブリーチをするようにしましょう。
まとめ
今回は、白髪を目立たなくし、かつおしゃれなデザインも楽しめるブリーチを使ったカラーについてご紹介しました。
白髪の割合によっても、どの方法が合っているか変わってきます。ぜひこの記事を参考に担当の美容師さんと相談しながら、おしゃれな白髪染めを楽しんでみてください。
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